小金湯温泉は札幌市内にあり明治時代から続く歴史ある湯治場としも有名な温泉ですが、最近ではサウナ施設としても人気のある小金湯温泉のサウナにオートロウリュが導入されたと聞き行ってきました。
国道230号線から森の方へ入っていくと静寂の森の中に施設はあります。エントランスで靴を脱ぎノーコインロッカーへ靴を入れ、受付前にオート検温装置でチェック。受付に鍵を渡し脱衣ロッカーキーを受け取り、入館料を支払います。入浴料は大人800円(タオル無し)、子供400円です。手ぶらセット(タオルと浴衣)250円。食事処の代金は退出時に支払います。
オートロウリュのドライサウナと蒸気で周りが見えないミストサウナ
サウナはドライサウナとミストサウナの2種類があります。体をしっかり清めた後は疲れのとれる温泉の湯にゆっくりと浸かり体を温めます。それだけで満足してしまいそうですが、サウナの混み具合を見ながら入るタイミングを見計らい、いざサウナへ。サウナ室は2段で(1段目は広め)7~8人ぐらいの収容人数でこじんまりとしています。平日の昼に来ても4,5人はいます。壁、床、ベンチが檜で作られているので入ると木のいい香りがし、踏み込んだ床が木のきしむ音でサウナへの期待感を高めます。テレビが1台で窓はありません。照明は壁付けの暖色で薄暗い明るさです。温度は85℃前後で息苦しさはありません。オートロウリュウは1時間ごとで毎時50分ぐらいに換気の為に全員退出させられ待たされます。5分後ぐらいに入室し、しばらく温まっていると毎時00分に天井から水が落ちてきます。狭いサウナ室で一気に蒸気に蒸された後、さらに2分後おかわりロウリュが始動し短時間で一気に汗が噴き出てきます。コロナ前はアウフグースもやっていたみたいです。
ミストのサウナ室は照明は一つで暗く、ミストが充満していて入った瞬間何も見えません。目が慣れてくるとブラックシリカの岩盤ベンチが見えてきて、15cmぐらいの足湯がある足元を確認できます。室温が40度前後ですが足湯とブラックシリカ効果もあり、じんわりと熱くなってきます。ミストで見えなくてどこから蒸気が出ているのか・・たぶん奥に壺らしきものからだと思います。ミストサウナは空いているので目を閉ながら瞑想しています。気が付くと15分ぐらい入っていられます。
ブラックシリカを沈めた深めの水風呂
サウナ室を出て2歩で水風呂。かけ水をするスペースと通路が共用なので「ソロリソロリ」と水をかけ、腰下ぐらいまでの深さがある15℃の水風呂は浮力を利用し中腰で首下無重力状態の脱力感で「フワリフワリ」と入っていられます。2人ほど入れる広さです。ブラックシリカの原石が沈められています。
大自然の山と空を眺めながらの外気浴
休憩スペースは室内は6脚あり内2脚はサウナ室のすぐ前にありサウナ→水風呂→休憩の最短動線が可能です。露天スペースにはととのい椅子3脚の他に布生地のリクライニングチェアが3脚あります。室内も天井が高くゆっくりと休憩できとても気持ちいいのですが、露天の外気浴スペースは景色が良く、夏は緑の葉が風に揺れ、野鳥が飛び交う空を眺め、秋は紅葉、冬は白い雪山と枯れ木と雪舞う空を眺め、春は雪解けの山に新芽が出始めた草木を眺めながらのシチュエーションは最高です。特にリクライニングチェアでの休憩は最高にととのうことができるでしょう
ととのった後は食事処「桂亭」の和食とデザート
一品料理から定食まであり、特にお蕎麦と天ぷらが美味しかった。お刺身のお創りなどもあり本格的です。食後のデザートにかき氷を頼んだら大盛り過ぎて驚きます。今回は宇治金時かき氷を食べました。おすすめはみかんかき氷。台湾風マンゴーかき氷などもあります。最近はサウナに力を入れているようなのでいずれオロポかき氷ができたらいいなあ。
アクセス
住所:札幌市南区小金湯25番地
TEL:011-596-2111
営業時間:10:00~23:00(最終受付22:00)
駐車場:150台
無料送迎バスが地下鉄真駒内駅から有ります。詳しくは 湯元小金湯温泉HP
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