北海道石狩市「石狩天然温泉 番屋の湯」

 北海道石狩市にある「石狩天然温泉 番屋の湯」へ行ってきました。石狩川日本海石狩浜の間にある半島状の場所にあります。石狩浜海水浴場がすぐ近くにあり、夏場の海水浴シーズンには遊び疲れて冷えた体を温め、疲れを癒しにお客が訪れています。最近では施設内に温泉に浸かるカピバラが入浴しているとのことで話題になっています。

番屋風に建築された施設の裏はもう海!駐車場に車を停めると潮風のにおいと微かに波の音が聞こえてきます。この日は天気も良く最高の外気浴日和でした。

和風で清潔感ある館内

アプローチ階段をのぼり、エントランスに入るとノーコイン下足入れに靴を入れ、券売機で入浴券を購入。大人(中学生以上)が650円小学生以下(4~12才)が350円幼児が無料、となっています。しかもシルバー(65才以上)600円大人1人(父・母)につき小人は無料とのこと。

タオルは持参ですがタオルレンタルは300円です。リンスインシャンプーボディーソープドライヤー完備していました。詳しくは「石狩天然温泉番屋の湯HP」まで。

引用元:石狩天然温泉番屋の湯HP

浴場入り口は中庭通路を抜けラウンジ奥にあります。中庭に噂のカビバラがいるようですが朝はまだいない・・。和風づくりの内装で豪華で綺麗にととのえられており、清潔感がありとても落ち着きます。

のれんをくぐり脱衣室へ!脱衣室はノーコインロッカー。広くはないが前後のスペースがあり人がいても着替えやすい。中央には立派な血圧測定器。測定すると少し下がってる!今日は体調万全でサウナに入れるぞ!

あつめのサウナ

 身をしっかり清め茶褐色の温泉を湯渡りし体を温める。浴槽は種類も豊富で広いし、泉質は太古の海水を含む「化石海水」とあり美肌効果がありそうです。サウナ室は出入口左側ジャグジー風呂の奥側の露天風呂出入口方向にあります。

 サウナ室L型2段のソーシャルディスタンスを考えても定員が7人程度、詰めて9人は入れそうですがそんなに広くはない。サウナストーンを温めて対流させるストーブで上部にある温度計は90℃を示しています。湿度が低め?カラットした熱さです!

 換気孔がなく出入りの開閉時に換気で浴室内湿気が入り調整しているようだ。いつもは10分~12分ぐらい入っている。しかも今日は血圧測定結果も良く体調は万全のはず・・だが今日は8分で退出しました。熱さが一気にくるので汗は速攻で良く出ます。

 サウナマットは定番のサウナマットが敷いてある。利用時にマット交換はなかったのでわからないが出入りが多いのでベチャベチャになるのが速そうなのでマイマットを持参しました。

 テレビ有り。音がサウナ室の広さに対して大きい音量のような気もする。年配の方が多いせいだろうか・・。い。全くない。中の様子がわからず入る時、座れるかどうか不安になってしまった。照明ブラケット3つ薄暗い感じで良い雰囲気12分計砂時計有り

引用元:石狩天然温泉番屋の湯HP

ぬるめの水風呂

 水風呂はサウナ室の横にあり、広さは3人ぐらいは入れる大きさで深さは60㎝。水温は表示されていないが20℃ぐらいと予想。けっこう「ぬるめ」でゆ~くり入っていられます。

バイブラ等はなく内部循環でサウナ室側(向かって右から)水流があり、羽衣を作りたいなら露天出入口側です。

久しぶりの「ぬるめ」の水風呂3分浸かってしまいました。これはこれで熱いサウナの後に体に負担がかからなくていいですね。

海を感じながら休憩

 休憩スペースは浴室内にととのい椅子5脚、露天スペースにはととのい椅子3脚あります。浴場内ととのい椅子がサウナ室の近くにあり、サウナ→水風呂→休憩動線が完璧でした。露天スペースへも水風呂から風除室を通り数段の階段を降り十数歩でととのい椅子へと行ける。

3セット目水風呂を終えて露天スペースへと行くと、周りは木々に囲まれてる(たぶんカシワの木)、が高く見える開放感のある外気浴スペース。ととのい椅子で休憩を始めると磯の香らしき潮風が体毛をざわざわしてくる気持ち良さに目を閉じる。露天風呂かけ流し湯の音の向こうに微かに聞こえる日本海の波の音。天を仰いだまま目を開けると静かにトンビが飛んでいた。その瞬間に何も聞こえなくなり「なまらととのい」ました。

引用元:石狩天然温泉番屋の湯HP

カピバラ

 サウナをあがりラウンジの中庭をみるとカピバラがピクリともせず湯の中にたたずんでいる。想像していたよりカピバラって大きいんですね。もっとウサギぐらいだと思っていました・・・f(^_^;

しばらく水分補給をしながら見ることにした。カピバラはネズミの仲間に分類される。「のほほ~ん」とした顔で一点を見つめてる時折モグモグと口が動き、耳をピクピクしている姿は可愛らしい。

こっち来ないかなぁって心で思ってたら、いきなり温泉浴槽から「バシャ~ん」といきなり飛び出してきて目の前に来てくれた。テレパシーが通じたらしい・・。しばらく僕の前で何かを話しかけているようだ。「ととのったのかい?」なんて言ってるみたいに目閉じたまま動かずに・・

このカピバラさん名前は「湯姫(ゆき)」ちゃんという女の子。以前まではオスの番太郎こと「ばんくん」が一緒にいたそうですが2019年に亡くなったそうです。ゆきちゃんがどことなく悲しげな顔をしているようにも見えます。

コスパ最高ランチ

 ゆきちゃんに癒された後はお腹も空いたので食事処へ行ってみました。平日ランチ500円!麺類、丼物、カレーのどれかを選べるということで「エビフライカレー」を注文しました。

このコスパの良さを目当てに食事処はなかなかの繁盛ぶり。 サラダ付きでこのボリュームで500円はうれしいですね!エビフライがデカい!そして福神漬けの量が多い!なまら得した気分で満腹です。

心休まる休憩処

腹を満たした後は休憩処で一休みです。ラウンジにも椅子がありますが、1階奥に静かな座敷スペース2階に石狩の海を見渡せる展望休憩処があります。1階座敷休憩処和風モダンな内装で開放感のある空間でした。奥にテレビが1台あります。

2階展望休憩所にも自動販売機があり、テレビ付きのリクライニングチェアがたくさんあります。 広大に広がる石狩の海の水平線を見ながらの休憩時間は「なんまらいやされました。」

引用元:石狩天然温泉番屋の湯HP
まとめ

「石狩天然温泉 番屋の湯」石狩鍋が発祥の地として知られており、石狩川河口日本海石狩浜の間にあります。海水浴場「あそびーち」が施設のすぐ近くにあり、海水浴に来たことのある方ならほとんどの人が知る有名な温泉です。カピバラがいる温泉としても有名で温泉に浸かる姿を見ているだけで癒されました。

サウナ90℃と高温だけど少し湿度ほしい「ちょいカラ」L型2段定員7人ぐらいが余裕をもって座れる広さ。

テレビはあり、はなく暖色系のブラケット照明3つで落ち着いた明るさでした。

水風呂は水温表示はなく18℃~20℃くらいでゆっくり浸かれる温度です。バイブラ等はないが内部循環の水流が羽衣をはがしにくる。

休憩スペースは室内5脚、露天3脚ととのい椅子があります。サウナ→水風呂→休憩イスの動線は完璧でした。外気浴は海の風と音を感じながら気持ちよく「ととのう」ことができました。

500円ランチ(平日)も満足できるボリュームでとても美味しくいただきました。休憩場所1階座敷スペース2階展望リクライニングチェアがありゆっくり休めます。館内は清潔感がありました。入館料650円と平日ランチ500円、そして「湯姫ちゃん」に癒されコスパ良すぎ!また絶対行きます。2階には宿泊施設もあります。詳しくは「石狩天然温泉番屋の湯HP」まで

アクセス

住所:北海道石狩市弁天町51-2

TEL:0133-62-5000

営業時間:10:00~24:00

駐車場:無料150台、無料送迎バスもあります。詳しくは石狩天然温泉番屋の湯HPまで

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